◆ 一橋大学国立キャンパス
日時: 2019年10月10日(木) 13:00~17:00(受付:12時45分~)
会場: 一橋大学 国立東キャンパス 国際研究館(1階)CAI教室
 (上記キャンパスマップ36番の建物)
共催:一橋大学国際教育交流センター・広島大学グローバル化推進室
対象:海外留学・国際教育に携わっておられる、もしくは関心を持っておられる方々
定員:30名
参加費:無料
講師: Dr. Kris Acheson(Purdue University/BEVI)
   西谷 元 広島大学副理事(SGU担当)/教授
●参加申込:以下サイトからお申込みください。
  問合せ先:hajime@law.hiroshima-u.ac.jp
       *問い合わせはメールでお願いします。
<開催趣旨>
 海外留学プログラムの拡大に伴い、派遣・受入学生数を大幅に増加させる大学が増えています。他方、多様な形態の留学 (語学・異文化学習・交換/長期・短期)が実施されるに従い、派遣・受入学生の学習成果の可視化また留学プログラムの効果を客観的に評価することが、各方面から求められています。
 事後の主観的アンケート・満足度に基づいた「評価」に替わる手段として,BEVIは、派遣・受入プログラム双方(日・英・中(開発中))において、米国を中心に海外の約60の高等教育機関、また日本国内でも活用されてきています。
 学生が留学プログラム事前・事後にBEVIを受験することにより、留学プログラムによる変化を明示できるようになりました。BEVI-jを利用する大学も,琉球大学,創価大学、関西大学、龍谷大学,筑波大学、上智大学、福岡女子大学、一橋大学、福岡大学、立命館大学、安田女子大学、大阪大学、関西学院大学などに拡大しており、各大学で実施された件数も13,000を超え,興味深いデータが多数集まっています。
 2019年10月4日のJASSOでのシンポジウム(  https://rihe.hiroshima-u.ac.jp/en/2019/09/2019-10-4-g-initiative/ )のフォローアップとして、パデュー大学(米国)から,アセスメントの専門家かつBEVIの教育的利用の先駆者であるDr. Kris Achesonをお迎えし,実際に導入する大学,また担当される教員・職員の皆様のために,分析ツールの詳細,データの解析などについてのワークショップを開催し,実際に各大学で実施したテスト結果の紹介を行う予定です。
 これらのセミナーは,各大学のご厚意により,一般にも公開することが可能となりましたので,JASSOセミナーを含めこれまでBEVIのワークショップ等に参加された先生方に、改めて案内させていただいています。
つきましては,ご多忙の折とは存じますが皆様のご参加を心よりお待ちしております。
<タイムスケジュールとプログラム>
 プログラムは各セッション共通ですが、参加者のご要望によりその内容を変更する予定です。
前半:BEVIの基本 (主として日本語によるBEVIの構造・使用方法の紹介)
後半:BEVIの理論的背景・BEVI-jデータの解釈・活用・教育的介入(英語・通訳無し)
 BEVIの基本を押さえつつ、BEVIの基礎となっている理論や各大学での実際の測定結果を基に、以下の説明を行います。
・BEVI実施のフローチャート
・レポートの種類・各スケール・尺度の意味
・EI理論・心理統計学
・グループレポートの分析(広島大学1年生データとの比較を含む)
・分析結果をどのように活用できるのか
・グループレポート/個人レポートを利用した教育的介入
※BEVI(Beliefs, Events, and Values Inventory)は,グローバルコンピテンシー,留学・学習の成果の客観的測定・評価手段として,IDIやGPIなどとともに,ミシガン州立大学、パデュー大学など米国を中心に約60の高等教育機関で広く取り入れられているテストです(ミネソタ州立大学 Assessing Education Abroad Outcomes: a Review of the BEVI, IDI, and GPI /BEVI:www.thebevi.com)。
英語版以外では日本語版が最初に開発されましたが、スペイン語版、中国語版も開発・公開される予定です。
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