BEVIを活用するためには、トレーニングが必要となります。BEVIの一般的な理解を前提とした、認定管理者向けのBEVIトレーニングはトレーニングの目的・成果には以下が含まれます:
- BEVIの構造および基礎となって臨床心理学理論の理解
- 各大学・機関がグループレポートを分析
- 結果を予測したBEVI実施計画の策定
- ベストプラクティスに基づくBEVIの実施
- BEVI管理サイトの利用
- グループ・ディブリーフィングの活用
Part I 導入ワークショップ(2時間)
このセッションでは、BEVIの概要についての一般的な導入を行います。
- バックグラウンド(なぜ客観的評価が必要なのか)
プログラム終了後に行う、アンケートだけで良いのでしょうか
- BEVIとは(テストの概要)
個人の主観に基づく評価は可能でしょうか、また「異文化適応能力」のみでプログラムを評価するのでしょうか
- BEVIの導入・実施
Web上で実施するBEVIの概要を説明します
- BEVIの結果(グループ・レポート/個人レポート)
BEVIは複数のレポートを、プログラムが即座に生成します
- BEVIの尺度(何を測定しているのか)
BEVIは「異文化適応能力」以外にも、個人のさまざまな特性を測定しています
- Equilintegration理論(なぜ測定できるのか)
BEVIは、研究者が研究を行うため開発したもので、30年近い心理学・臨床心理学・テスト理論の研究に基づいています
- グループレポートを利用したBEVIの測定結果例の紹介
-プログラムの事前・事後の変化
-プログラム参加者間の相違
-グループ/プログラム間の相違
Part II 認証ワークショップ(4 時間ー)
このセッションでは、導入ワークショップの内容を前提として、実際にBEVIを実施、分析する際に必要なさまざまな事項を、ワークショップ形式で行います。
- 各大学・組織の目標、ニーズ、システム、組織、あるいは制度の明確化
- BEVIの概要
- BEVI尺度と背景情報
- サンプルレポートの解釈
- ベストプラクティスを参考にしたBEVI実施計画の策定
- BEVIの実施
- BEVIの管理機能
- グループ・ディブリーフィング(教育ツールとしてのBEVIの利用)